バーチャルパワープラント

1.VPP(バーチャルパワープラント)とは

VPPとは各家庭に設置されている太陽光発電や蓄電池を束ねて、 ひとつの大きな発電所のように利用するしくみのことです。
VPPによって地域における電力の需給バランスを調整できるため、発電事業者の負荷平準化や、電力不足時の電力供給などに貢献できるシステムとして期待されています。
弊社では、下の図で示すように 「PVパネル」「蓄電池」「エコキュート」「照明」などをHEMSに結び付ける技術開発を行ってきました。
VPPの実現に向けて実施されるエネルギーリソースの遠隔制御対応化や、 需要家リソースの活用等へ向けての技術提案が、弊社では可能です。

2.SNKの取り組み

弊社では、かねてよりHEMS開発やスマート家電制御開発に取り組んできました。 この知見をVPP開発に活用しています。
VPPでは、リソースアグリゲータ間インターフェースはOpenADRを用いています。
一方で、蓄電池や太陽光発電はECHONETLiteというインターフェースで制御します。
異なるインターフェースを繋ぐことでVPPの実現に貢献しています。